こんにちは、chicoです!
先日越谷市内を車で移動していたのですが、その時たまたま通りかかったお寺の境内ですてきなお団子屋さんをみつけましたので、今日はそちらをご紹介したいと思います^^
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大相模不動尊大聖寺にある「虹だんご」
虹だんごは、埼玉県越谷市相模町にある、大相模不動尊大聖寺というお寺の境内の中にあるお団子屋さんです。
大相模不動尊大聖寺は、越谷市最古のお寺とされており、市の有形文化財にも指定されているそうです。
境内はそこまで広くはないですが、とても綺麗にされていて、清々しい気持ちになれるお寺でした^^
また、春先には、桜が咲き誇り隠れた桜の名所としても人気のようです。
もしお店が混んでいて待ち時間がかかりそうなときは、境内を散策してみるのもおすすめですよ。
さて、こちらの虹だんごですが、こじんまりとした峠の茶屋のような趣のある外観が、境内の風景に良く馴染んでいて、とってもすてきなお団子屋さんです!
テレビや雑誌などのメディアで取り上げられたこともあり、なんと、高田純次さんや、菅田将暉さんも来店されたそうです!!
そんな有名店とは知らずに来店したわけですが、お店を覗いてまず思ったのが「シンプルな作りながら、お客様への心配りが素敵だなぁ」ということでした。
虹だんごは、店頭の写真を見ていただければわかるように、入り口に扉がなく、冷たい風が店内に入ってきてしまいます。
そこでありがたいのが、ひざ掛けの貸出サービスです。
というのも、こちらの虹だんごは、注文を受けてからお団子を焼き上げるので、出来上がるまでに4〜5分ほどかかってしまうんです。
なので、ぜひひざ掛けをお借りして、体を温めながら焼き上がるのを待つのがおすすめです^^
そして、さらに!
セルフサービスで暖かいお茶も用意されているんです!!
ひざ掛けもお茶も、お客様の為を思ったおもてなしの心があるからこそ、用意できるものですよね。
そう思ったら、なんだか心まで温かくなったような気がしました^^
暖かいお茶とひざ掛けでほっこりしながら、静かな境内をぼーっと眺める。
なんとも言えない贅沢な時間を過ごしているうちに、お団子の焼けるいい匂いがしてきます。
持ち帰り用のパックに詰めてもらい、今すぐ食べたい気持ちをおさえ家路につきました。
風味豊かな3種のお団子
さぁ、早速お団子を食べていきたいと思います^^
今回私が買ったのは、
- 甘だれ 税込み150円(1本)
- 生醤油 税込み150円(1本)
- あんこ 税込み390円(こちらのみ2本セットでの販売になります)
の3種類です。
甘だれのお団子
まずはつやつや光る甘だれからいただきます^^
口にいれるとまず来るのが食欲をそそるしょっぱさです。そこからコクのある甘みがゆっくりと広がっていきます。
甘じょっぱさが絶妙で、とっても美味しい^^
甘だれって、お店によっては硬めで、お団子をガッチリとくるんでしまっているものもありますが、虹だんごの甘だれはとろっとなめらかなのに、しっかりとお団子にからんでいます。
しっかりとした味わいながら、全然くどくなくて、何本でも食べられちゃいますよ^^
生醤油のお団子
お次は生醤油です。
こちらはとにかくいい匂い!!
ちょっと焦げた醤油のいい匂いが、もうたまりません!
「結構濃い目の醤油味なのかなぁ」と思いながらひとつ食べてみると、予想に反してあっさり、さっぱりとしたお味でした!
全然しょっぱくないのに、しっかりとお醤油は感じられます。
あっさりすぎると物足りなく感じてしまうところですが、所々にある焦げ目がとても香ばしく、平坦になりそうな中にアクセントを加えてくれています。
虹だんごの醤油だれは、開店以来25年以上継ぎ足している自慢のたれだそうで、なるほど、納得の美味しさでした^^
甘だれの後に食べると、口の中をさっぱりとさせてくれるので、甘いしょっぱいのループが無限にできてしまいそうなのがこわいところですね^^;
あんこのお団子
最後はあんこです!
見てください、お団子とあんこが別々で渡されるんですよ〜^^
食べる直前に自分であんこを乗せるのですが、これだと自分好みの量にできるのでいいですよね!え?私ですか?
私はもちろんたっぷり派です!^^
では、あんこたっぷり団子いただきまーす!
虹だんごで使われているあんこは、北海道十勝産の小豆だそうで、「コクと旨みをを残しながら、余分な雑味の無いすっきりとした甘さの餡です。」との説明通り、本当にすっきりと透明感のある甘さでした!
すっと口の中に馴染むのにしっかりと小豆の甘さが感じられます。
人工的なくどい甘さは全くなく、素材本来の優しい甘さというものを教えてもらった気がしました。
一番伝えたい美味しさ
ここまで色々な味をご紹介してきましたが、私が1番感動して伝えたかったのは、お団子そのものの美味しさです。
虹だんごのお団子は、宮城県の特別栽培米「登米産のひとめぼれ」を使用しています。
特別栽培米とは、化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を5割以上削減して作られたお米のことをいうそうです。
宮城県の環境保全米金賞にも輝いた、登米産ひとめぼれを使い朝早くから仕込みをし、注文を受けてから焼き上げる。
この徹底したこだわりが、虹だんごの「外はカリッと、中はモッチリ」のお団子を生み出しているのだと思います。
また、虹だんごのお団子は冷めてもカチカチになることなく、むしろコシが出てきます。
なので、まずできたてを食べ、残りはあえて冷めてから食べると、2通りの歯ごたえが楽しめていいですよ!
「それでもやっぱり温かくて柔らかいお団子が食べたい!」という方は、耐熱皿に置いてラップをかけて、600wで40秒ほど温めると、もっちり柔らかで温かいお団子が復活しますよ!
ただ、保存料や添加物は使われていないので、お団子は買った当日に食べきるようにしてくださいね。
新店舗もありますよ!
なんとこちらの虹だんごですが、越谷駅西口から徒歩約3分のところに、2号店ができたんです。
お店までの道順ですが、越谷駅西口を出たらすぐに右に曲がって、線路沿いをまっすぐ進み、1つ目の信号を斜め左に曲がると見えてきますよ^^
メニューは本店と変わらず、今回ご紹介した甘ダレ、生醤油、あんこはもちろん、今回は購入していないよもぎ草餅3本セット(450円)や虹ん棒(うるち米1100円)もあります。
本店の方は駅から離れているため、車以外の来店は大変ですが、2号店は駅の近くなので、これまで交通手段がなくて来れなかった方も、虹だんごを楽しめるようになりました。
これを機に、ぜひ虹だんごに行ってみてくださいね^^
まとめ
今回は、越谷市の大相模不動尊大聖寺の境内にある虹だんごのお団子をご紹介しました。
大粒でふっくらもちもちのお団子、とっても美味しかったです。
ぜひ、熱い濃い緑茶とともに、甘いしょっぱいの無限ループや、冷めてからの歯ごたえの変化などを、楽しんでみてくださいね!
ちなみに、虹だんごの営業終了時間は17時ですが、売り切れ次第終了とのことですのでお気をつけください。
事前に電話をしておけば、取り置きもしてくれるそうなので、心配な時は前もって電話で確認するのをおすすめします。
では、ごちそうさまでした^人^