こんにちは、chicoです!
あなたは、「Backstube Zopf (パン焼き小屋 ツオップ)」というパン屋さんを知っていますか?
ツオップは、「パン好きの聖地」とまで言われた、千葉県松戸市にある大人気のパン屋さんです!
パン屋さんなのに、行列に並んで入るのが当たり前というとてつもないお店なんですよ〜^^;
今回お邪魔したのは、その大人気店ツオップ!。。。ではなく、そのツオップで6年間修行した阪辻シェフが独立して2013年にオープンさせた「Backerei sakatuji(ベッカライ サカツジ)」です^^
最初にお伝えしておきます。ベッカライサカツジのデニッシュは、ほんっっとに美味しかったです!!
美味しいデニッシュを探しているなら、ここに行くべきです!
これを読んだ後はきっとお店に行ってみたくなりますよー!^^
山小屋のような外観のベッカライサカツジ
ベッカライサカツジは、埼玉県三郷市にあるパン屋さんです。
新三郷駅から徒歩約15分ほど真っ直ぐ行くと、左手に小さなかわいい山小屋のような建物が見えてきます。
この山小屋のような建物こそが、今回ご紹介するベッカライサカツジです!
お店の前には、5台程の駐車スペースもあるので、車での来店も可能ですよ^^
多くのパン屋さんは、中が見えるようなガラス張りなのに対し、ベッカライサカツジは小さな窓があるだけなので(しかも中は見えないようになっている)、初めて訪れる方はちょっと入りにくいかもしれません^^;
が、しかし!扉を開ければそこには美味しいパンたちが待っています!
ここは勇気を出して店内に入りましょう^^営業中は扉の横にopenの札がかかっているので安心ですよ!
さぁ、いざ店内へ!!
と、意気揚々と入ったあなたは、お店の面積とパンの種類の豊富さに驚かれるかもしれません。
外から見たときよりも、だいぶ狭く感じる店内(約5坪程)に、たくさんのパンたちが所狭しと並べられています。
ぱっと見ただけでも、なかなかの数です。
実は、ベッカライサカツジは閉店時間が早めで、17時には営業終了となります。
この日私が訪れたのは14時30分。「もうそんなに種類も数もないかもなぁ」と思いながら入ったので、この数には本当にびっくりしました^^;
というのも、ベッカライサカツジの阪辻シェフは、修行を積んだツオップに心底惚れ込んでいて、お店の外観から狭い店内にたくさんのパンを並べる仕様まで、「ツオップをまねしました!^^」と公言しているほどなんです。
そんなツオップは、「お客様には、終わりの時間ギリギリまでパンを選ぶ楽しさを味わってもらいたい」という気持ちで、営業終了間際までパンを焼き続けるのだそうです。
きっとベッカライサカツジも、そんな思いで営業してくれているんだろうなぁと、ほっこりした気持ちになりながら、パンを選ぶことにしました^^
悩んだ挙げ句、まさかのかぶり
ちょっと狭めの店内を、ぐるぐるうろうろすること約10分。
なんとかスイーツパン2つまで絞った私ですが、家に帰って食べてびっくり!
ちょっとだけ中身がかぶっちゃったんです。。。
「あんなに悩んだのに。。」とちょっと落ち込みましたが、どちらも美味しかったので、結果オーライです!^^
その購入したものというのが、こちらの2つ。
- ネージュ 税抜き230円(税込み248円)
- チョコ栗タルト 税抜き330円(税込み356円)
どちらもとってもおすすめですので、早速ご紹介していきたいと思います。
雪化粧のような美しさのネージュ
まずはネージュをいただきます。
ネージュとはフランス語で雪のことで、見た目にとってもマッチしているかわいい名前ですよね^^
ネージュは、1番下がデニッシュ生地で、その真ん中部分にスイートポテトが入っています。
そしてその上に生クリームが絞られているのですが、なんとその生クリームの真ん中にも、カスタードクリームが入っているんです!
お味の方ですが、生クリームは甘さ控えめながら、しっかりとミルクのコクを感じます。
口当たりはやや硬めなのですが、少しすると口の中ですっと溶けていくのが不思議な感覚です。
中に入っているカスタードクリームは、かなり濃厚に卵を感じられますが、こちらもそんなに甘くはなく、クリームの歯ざわりはもったりと硬めです。
どちらのクリームも重めの食感なのですが、甘さが両方とも抑えられているので、全然くどくありません。
見た目ボリューミーですが、軽く食べられちゃいます^^
また、デニッシュの中に入っているスイートポテトですが、こちらはお芋の自然な甘さがとても美味しいです。
そして、今回何よりも私がお伝えしたいのは、デニッシュ生地のとんでもない美味しさです!!
今までいろんなパン屋さんで、デニッシュと名の付くものを食べてきましたが、ここまで感動したのは初めてでした!
デニッシュというと、クリームチーズが入ったものや、フルーツが乗っているものなど、たくさんの種類がありますよね?
どれも違ったお味でそれぞれの良さはありましたが、正直、デニッシュ生地自体をそこまで美味しいと思ったことはありませんでした。
あくまでも上に乗っているものがメインで、デニッシュは器。
そう考えていたのですが、ベッカライサカツジのデニッシュを食べて、私のデニッシュへの思いは見事に覆されました。。。
もちろん、私個人の感想なので、別の意見もあるとは思いますが、私の中では、ネージュのメインはデニッシュです。
コクのある生クリームも、濃厚なカスタードクリームも、しっとりとしたスイートポテトも、あくまでも「デニッシュを彩るもの」、メインのデニッシュをより美味しくするためのもののように感じました。
それぐらい、デニッシュが美味しいんです。
まず、外側はとってもパリパリなので、食べる時にお皿は必須です。
一層一層が繊細にできているので、気をつけてもほろほろとこぼれます^^;
そして内側の生地、これがほんっっっとうに美味しい!!
口に入れた瞬間、バターの風味が口いっぱいに広がります^^
もう、とにかくバター!バター感がすごい!なのに、臭みもくどさも全くないんです!
透き通ったバターの味、といった感じでしょうか。
生地のお味も最高なのですが、私が1番感動したのは生地の滑らかさです。
とにかくしっとり滑らかで、薄いクレープかと思うほどにモチモチとしています!
もう、本当に、騙されたと思って一度食べていただきたいです!!!
絶対に感動してもらえると思います!
もちろん、中がしっとりしているデニッシュは他にもありますが、そういうのは外側がそこまでパリッっとしていないものが多かったりします。
でも、こちらのデニッシュは、外はパリッパリ、中はしっとりモチモチで、とにかく完璧なバランスです!
長々と熱く語ってしまいましたが、ぜひ、あなたにもこの感動を味わってもらえたらと思います^^
ボリュームたっぷりチョコ栗タルト
さて、次にご紹介するチョコ栗タルトですが、前半で「選んだものの中身がちょっとかぶってしまった」とお伝えしたのを覚えていますでしょうか?
それがこちらのタルトの真ん中の部分です。
はい、これ、先程のデニッシュの中に入っていたものと同じお味のスイートポテトなんです。。。
ですが、名前の通り栗もあり、チョコチップもあり、土台の部分がタルトなので、トータルのお味としては、全くの別物です^^
タルト生地は、底の部分はしっとりめ、周りの波うった部分はザクザクで、歯ざわりの違いが楽しめます。
上にはほっくり甘い栗がゴロゴロ乗っていて、どこを食べても栗に当たるぐらい、ぎっしり敷き詰められています。
また、所々に乗っているチョコチップはビターなお味で、栗とお芋でまったりしがちな中に、アクセントを加えてくれていました^^
そしてこのタルト、とにかくどっしりとして、ボリュームがすごいんです!
少食な方だったら、二人で半分ずつシェアして丁度いいぐらいかと思います^^
食べきる自信のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
今回は、三郷市にあるベッカライサカツジの、ネージュとチョコ栗タルトをご紹介しました。
ベッカライサカツジにはツオップの味を土台にしたものもあるので、ツオップの味とベッカライサカツジの味両方を買うこともできちゃいます^^
私がお店についた時は、特に混んではいなかったので、ツオップの行列に疲れてしまった方には穴場かもしれません。
そして、お店に行く機会があったら、ぜひネージュを食べてみてくださいね!
感動するレベルに美味しいデニッシュに、口の中が幸せでいっぱいになりますから^^
では、ごちそうさまでした^人^